日本ハム、選手層の厚さで8連戦の初戦飾る(サンケイスポーツ)
(パ・リーグ、日本ハム3−2ロッテ、15回戦、日本ハム8勝7敗、22日、札幌ドーム)
日本ハムの選手層の厚さが際立つ一戦だった。二回、一死一塁から鶴岡が送りバントを失敗し、二死一塁となった。意気消沈した場面で、9番の金子誠が左中間を深々と破る先制二塁打し「1点以上の価値があると思った」。味方の失敗を帳消しにするだけでなく、チーム全体に弾みを付けた。
7月に入り、前日(21日)までの15試合で先制したのはわずか4試合で、5勝9敗1分けと失速していた。しかし、この日は金子誠の快打で主導権を握ると、四回には7番の小谷野の1号2ランで加点。1点のリードを武田久ら2番手以降の投手が踏ん張って逃げ切った。
中軸打者3人で計1安打と奮わない中、下位が活躍した。梨田監督は「バント失敗の後の先制点が大きかった。本来のウチの野球」。一丸となって競り勝つという日本ハム流の試合運びで8連戦の初戦を制した。
・小谷野がうれしい今季初アーチ
日本ハム・小谷野が今季1号本塁打を放った。1−0の四回一死一塁、高めの球を逃さず右翼席へ運んだ。「もう本塁打は打てないのかと思った。打球が右方向へ伸びるのはいい兆候」と喜んだ。ロッテ先発は右腕の小林宏。だが、左打者でなく、右打者の小谷野が先発起用された。毎日のように全体練習前に特打を行う努力家は「使ってくれて感謝」とコメントした。
・日本ハム・スウィーニー(約1カ月ぶりの白星で7勝目)
「春季キャンプから勝っていない気分だった。手応えのある試合だった。
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北海道限定ユニフォームデーということで、さまざまな企画が目白押しなこの3連戦。GAORAデーとして正道会館の角田信朗師範、タレントの愛川ゆず季さんも登場しました。国歌斉唱の方に角田師範というのは逆なんじゃないかと思ったのですが、考えてみたら角田師範はケロロ軍曹のオープニングテーマを歌っているれっきとした歌手でしたね。まあ昨日はそれよりも等身大人形3体を駆使した「稀哲イリュージョン」が勃発しました。今朝のTV各局のニュースでも放送されていました。ファンの方の中には、シーズン中にファンサービスするくらいならチーム強化をしろとおっしゃる方もいらっしゃいますが、私個人としてはこうしたプロ野球を世に知らしめるための努力というのはいくらしてもし足りないものだと考えています。プロ野球がオリンピックのような(近年は商業化されていますが)アマチュアリズムの世界ではなく興行の世界だということをもう一度思い返した方がいいのではないかと思います。楽天の弁当持ち込み禁止はやりすぎというより、かえって損をしているのではないかと思いますが。(野球場はディズニーランドではないのですし)
なお、森本稀哲・等身大フィギュアは札幌ドーム2階コンコース・BB`s Room 横にて23日から27日の限定で展示されるそうです。(球団公式HPより)